#3 エンジニアの収入 について

2024/6/10

はじめに

近年、需要が高まっているITエンジニアですが、現時点で収入状況はどのようなものなのでしょうか?

具体的なデータや現役エンジニアの声を参考に、エンジニアの年収について解説していきます。

年収データ(言語別)

言語別の年収データは以下のようになっています。

(参照:paiza)

1位はGo言語です。Go言語とは、Googleが開発した言語です。

もともとはスマートフォンアプリ開発向けの言語ですが、現在ではWEBアプリやiOSアプリの開発もできるようです。

2位はTypeScriptです。ReactやVueなど最新のJavaScriptフレームワークの言語として君臨しています。

フロントエンドからバックエンドまで様々な場面で活用できることから、近年需要が急激に高まっています。

3位はScalaです。

ScalaはJava(年収ランキング12位の言語)の後続言語として開発された言語で、Javaと同様にWEBから組み込み制御用言語など様々な場面で使用されています。

X(旧Twitter)やchatwork(ビジネス用チャットツール)もScalaで開発されています。

年収データ(種類別)

(参照:SOKUDAN)

1位は機械学習エンジニアです。

機械学習とは、AIを使って膨大なデータをもとに最適な結果を分析したり、制御プログラミングを書かなくても自動で動作するように学習させるシステムのことです。

複雑なプログラミングや数学的な解析が必要になるので、学習コストが高い分、年収も高くなっています。

機械学習エンジニアになるには、情報系の学部を卒業して専門の会社に就職するのが主なルートです。

2位はエグゼクティブ / コンサルです。ITコンサルと聞くとなじみがあるかと思います。

ITコンサルとは、ITを企業に導入するにあたり、必要なソフト開発や導入の説明などを行う人のことです。

ITコンサルは基本的には大学以上の学歴があればなることができます。

新卒から就職しなくても、中途採用などで転職することも可能です。

3位はプロジェクトマネージャーです。

プロジェクトマネージャーはエンジニアの種類というよりは役職に近いです。

プロジェクトマネージャーは開発する際の設計や管理を担い、プログラマーが書いたコードに間違いがないかを確認したり、納期に間に合うように進捗を管理したりします。

プロジェクトマネージャーになるには、特定の種類の職に就くというよりは、プログラマーとして就職して成果が認められれば昇進してなれる職業です。

年収データ(年代別)

参照:厚生労働省「job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)」

エンジニアの年代別の収入は上記のようになっています。

最も高いのが50~54歳になっていますが、これはプログラマーの能力ピークが50歳前後であるためです。

それ以降は管理職的立場になるので、年収が下がってしまいます。

終わりに

今回は言語別・種類別・年代別のエンジニアの年収をご紹介しました。

プログラミング学習のモチベーションにつながれば幸いです。

他のブログ記事